(1)はこちら
では、残りの6頭を見ていきます。
ブルーフェアプレーの18(牝)
父:ネオユニヴァース
母ブルーフェアプレーは現役時代ダート1700で3勝、アジュディケーティング×ロイヤルスキーでBold Ruler4×4という配合通りの小回りダート巧者だったようです。
そこに斬れは乏しいけれど粘り強さのあるネオユニヴァースを配されたので、娘も母親同様に小回りダート中距離巧者となるでしょう、下手にストライド柔い斬れ味は求めず、機動力に特化した配合になっているのは好感が持てます。
あとは全体的にHyperion色が濃い目なので、長く楽しめそうな1頭ではあるでしょうね……、違う言い方をすれば、2歳からバリバリ走るタイプではないのかもしれない。
マートンパークの18(牡)
父:モーリス
母マートンパークはダート1200を2勝、母母シャラポワの産駒に今年のレパードSで5着に入線したサトノギャロスがいる牝系、父は日本と香港でG1を6勝した名馬モーリス。
モーリスがあの血統でマイルG1を勝ちまくったのは、父スクリーンヒーローの母母ダイナアクトレス譲りだろうと考えられ、その母モデルスポートはTom Fool≒Spring Run2×3。
一方、本馬の3代母ウインブルドン2がSpring Run≒Flaming Page3×3なので、モデルスポートのニアリークロスを継続させた形になっていて、ここの俊敏さが発現すれば、血統の字面以上にすばしっこい馬に育ってくれるかも?
ブルーインザスカイの18(牡)
父:キンシャサノキセキ
母は2戦未勝利で繁殖入りしましたが、3代母フローラルマジックはナリタトップロードの母でマツリダゴッホやダノンヨーヨーらの母母として知られる名牝、ダノンプラチナも同じ牝系ですね。
キンシャサノキセキの産駒は、シュウジ、サクセスエナジー、ヒラボクラターシュなどRibotの血をクロスさせた馬が活躍していて、本馬はヒラボクラターシュと同じくHis Majesty=Graustarkの4×5。
上記の馬たちがダートのOPや重賞を勝っているように、この馬もパワー型であることは確かでしょうね、ダノンヨーヨー(この馬もRibotのクロス持ち)をもう少し重くした感じかな(^_^;)
シーユーサンデーの18(牡)
父:アジアエクスプレス
母母シーユースーンはフランス生まれながらアメリカの芝G1を勝った馬、父はヘニーヒューズ産駒でありながら朝日杯FSを勝ち、3歳に入ってからはレパードSを制覇したアジアエクスプレス。
父が持つヘニーヒューズとCozzeneの組合せは、フェブラリーS勝ち馬モーニンも持つニックスで、これはヘニーヒューズが持つEight Thirty≒War Relicを継続させる形になる(CozzeneもWar Relicを持つ)から。
本馬は先述したシーユースーンの父KaldounがWar Relicの息子Relicの4×4で、このニックスを補強した配合に、このニックスはダート向きのパワーを補強するので、この仔も基本はダートでしょう。
サトノアスカの18(牝)
父:ドゥラメンテ
母サトノアスカは未勝利に終わりましたが、母母ベルアリュール2の産駒にヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリードがいます、ちなみにベルアリュール2は今年ドゥラメンテの仔を産んでいるので、本馬とは4分の3同血ということに。
そのベルアリュール2の父Numerousはジェイドロバリーの全弟ですが、父方にKingmamboを持ってきてKingmambo≒ジェイドロバリーのニアリークロスを持つ馬にはメイショウマンボやレッツゴードンキがいます。
この仔も、このニアリークロスを持っているということですね、正直なところ、パワーと機動力で攻めたいのか柔らかストライドで行きたいのか、どっちつかずな配合だなぁという印象ですが、芝中距離で堅実に走ってくれそうです。
デルマオサキの18(牝)
父:サウスヴィグラス
母は未勝利も、母母ジェミードレスはOP勝ちを含む6勝を挙げ産駒にNHKマイルCで2着のコティリオン、タスカータソルテやネオヴァンドームといった重賞馬も一族に名を連ねています。
母はネオユニヴァースにトニービンにノーザンテーストですから、これまたHyperionが豊富な血統で、父がサウスヴィグラスですから牝系の活躍馬とは違ってダート向きに出ているでしょうが、より粘っこい脚質で走りそう。
ただ、父も母も自身も濃いクロスは持っていない配合になるので、これも早い時期からガンガン走るという感じではないでしょうね。
では、残りの6頭を見ていきます。
ブルーフェアプレーの18(牝)
父:ネオユニヴァース
母ブルーフェアプレーは現役時代ダート1700で3勝、アジュディケーティング×ロイヤルスキーでBold Ruler4×4という配合通りの小回りダート巧者だったようです。
そこに斬れは乏しいけれど粘り強さのあるネオユニヴァースを配されたので、娘も母親同様に小回りダート中距離巧者となるでしょう、下手にストライド柔い斬れ味は求めず、機動力に特化した配合になっているのは好感が持てます。
あとは全体的にHyperion色が濃い目なので、長く楽しめそうな1頭ではあるでしょうね……、違う言い方をすれば、2歳からバリバリ走るタイプではないのかもしれない。
マートンパークの18(牡)
父:モーリス
母マートンパークはダート1200を2勝、母母シャラポワの産駒に今年のレパードSで5着に入線したサトノギャロスがいる牝系、父は日本と香港でG1を6勝した名馬モーリス。
モーリスがあの血統でマイルG1を勝ちまくったのは、父スクリーンヒーローの母母ダイナアクトレス譲りだろうと考えられ、その母モデルスポートはTom Fool≒Spring Run2×3。
一方、本馬の3代母ウインブルドン2がSpring Run≒Flaming Page3×3なので、モデルスポートのニアリークロスを継続させた形になっていて、ここの俊敏さが発現すれば、血統の字面以上にすばしっこい馬に育ってくれるかも?
ブルーインザスカイの18(牡)
父:キンシャサノキセキ
母は2戦未勝利で繁殖入りしましたが、3代母フローラルマジックはナリタトップロードの母でマツリダゴッホやダノンヨーヨーらの母母として知られる名牝、ダノンプラチナも同じ牝系ですね。
キンシャサノキセキの産駒は、シュウジ、サクセスエナジー、ヒラボクラターシュなどRibotの血をクロスさせた馬が活躍していて、本馬はヒラボクラターシュと同じくHis Majesty=Graustarkの4×5。
上記の馬たちがダートのOPや重賞を勝っているように、この馬もパワー型であることは確かでしょうね、ダノンヨーヨー(この馬もRibotのクロス持ち)をもう少し重くした感じかな(^_^;)
シーユーサンデーの18(牡)
父:アジアエクスプレス
母母シーユースーンはフランス生まれながらアメリカの芝G1を勝った馬、父はヘニーヒューズ産駒でありながら朝日杯FSを勝ち、3歳に入ってからはレパードSを制覇したアジアエクスプレス。
父が持つヘニーヒューズとCozzeneの組合せは、フェブラリーS勝ち馬モーニンも持つニックスで、これはヘニーヒューズが持つEight Thirty≒War Relicを継続させる形になる(CozzeneもWar Relicを持つ)から。
本馬は先述したシーユースーンの父KaldounがWar Relicの息子Relicの4×4で、このニックスを補強した配合に、このニックスはダート向きのパワーを補強するので、この仔も基本はダートでしょう。
サトノアスカの18(牝)
父:ドゥラメンテ
母サトノアスカは未勝利に終わりましたが、母母ベルアリュール2の産駒にヴィクトリアMを勝ったアドマイヤリードがいます、ちなみにベルアリュール2は今年ドゥラメンテの仔を産んでいるので、本馬とは4分の3同血ということに。
そのベルアリュール2の父Numerousはジェイドロバリーの全弟ですが、父方にKingmamboを持ってきてKingmambo≒ジェイドロバリーのニアリークロスを持つ馬にはメイショウマンボやレッツゴードンキがいます。
この仔も、このニアリークロスを持っているということですね、正直なところ、パワーと機動力で攻めたいのか柔らかストライドで行きたいのか、どっちつかずな配合だなぁという印象ですが、芝中距離で堅実に走ってくれそうです。
デルマオサキの18(牝)
父:サウスヴィグラス
母は未勝利も、母母ジェミードレスはOP勝ちを含む6勝を挙げ産駒にNHKマイルCで2着のコティリオン、タスカータソルテやネオヴァンドームといった重賞馬も一族に名を連ねています。
母はネオユニヴァースにトニービンにノーザンテーストですから、これまたHyperionが豊富な血統で、父がサウスヴィグラスですから牝系の活躍馬とは違ってダート向きに出ているでしょうが、より粘っこい脚質で走りそう。
ただ、父も母も自身も濃いクロスは持っていない配合になるので、これも早い時期からガンガン走るという感じではないでしょうね。