さるうま!!!

馬券と一口馬主とPOGを頑張ってるおっさんのブログです。

2020年03月

もう名古屋は晴れてきまして、天気予報通りなら馬場も乾いてくるだろうと思いますが、中山は大雪ので3レース以降の開催が中止に……。

「新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出てるようだから、雪でも降らせて建物の中に引きこもらせておくか」と神様が思ったんだとしたら、ちょっと降らせすぎじゃないですかね、これ(´д`;)



阪神11R 六甲S【L】

◎(3)ランスオブプラーナ
☆(2)ウーリリ
☆(12)サトノフェイバー

買い目:単勝(3)、ワイド(3)→(2)(12)


阪神も晴れて馬場は次第に乾いてくるでしょう、となると、内伸びのバイアスがかかってくる可能性、そこで内から単騎逃げが見込めるランスオブプラーナの変わり身に期待したくなります。

父ケープブランコはGalileo産駒ですが、その母Laurel DelightはSecretariat≒Sir GaylordにRound Tableと「Nasrullah+Princequillo」血脈が多く、ランスオブプラーナもこの血脈由来の柔いストライド走法。

とはいえGalileoにマンハッタンカフェですから、軽い馬場よりは少し時計が掛かるほうが勝ち目があるタイプでしょう、雨の影響が残る阪神外回りは待望の舞台のはず。



中京11R 高松宮記念【G1】

◎(16)モズスーパーフレア
☆(2)アウィルアウェイ
☆(3)ダイアトニック
☆(6)ダノンスマッシュ
☆(8)グランアレグリア
☆(9)タワーオブロンドン
☆(12)セイウンコウセイ

買い目:単勝(16)、ワイド(16)→(2)(3)(6)(8)(9)(12)


午前中は外伸びだった中京芝ですが、このあとは傾向が変わってくる可能性、もともと最近は内枠有利の中京芝1200ですから、これならダノンスマッシュの父仔制覇も、と思いましたが、少しひねってモズスーパーフレアの逃げ切りに期待しました。

父Speightstownはマテラスカイやリエノテソーロなどを輩出した、Bold RulerやTom Foolのスピードと俊敏さを強く伝える種牡馬、モズスーパーフレア自身はBold RulerやTom Foolのクロスを継続させながら、母父Belong to Me(Danzig産駒で牝祖はLa Troienne)のパワーを取り入れた配合。

とにかく俊敏で後脚もDanzig的な強さがあるのでテンの速さは現役屈指の存在、この枠でもハナを取り切れるはずで、あとは多少なりとも乾いているであろう内馬場を利用してどこまで粘り込めるか。


若いファンから老害と言われないよう気を付けなきゃいけないくらいには競馬歴が長くなってきた人間ですが、ここまで「1200mの出走自体が初めての馬」が多く揃う1200のG1って、今までなかった気がします。

そういうレースだからこそ、一番1200向きの馬、一番スプリンターという言葉が似合う馬に◎を打ちたくなります。

未だ新型コロナウイルスの猛威は止まず、G1が行われる今週も無観客での開催に……、まだ開催があるだけいいと思わなきゃいけないんでしょうけど。

どうにかゴールデンウィーク前には観客を入れられるくらいには収まっていることを願いたいものですね、出掛ける予定は今のところないんですが、現役の出資馬どちらかが、その辺りで復帰しそうな予感がありまして(^_^;)



阪神11R 毎日杯【G3】

◎(1)アーヴィンド

買い目:単勝複勝(1) 複勝多め


人気のディープインパクト産駒たちは、あまり重馬場もってこいのタイプではない(ストーンリッジは、まだイケるかな)ので、ここはキズナ産駒アーヴィンドに期待します。

キズナ産駒で活躍が目立つStorm Cat増幅配合(Storm Bird≒The Minstrel、Terlingua≒Secrettame)、牝系の奥にFair Alyciaがあってキズナの牝祖Fijiやディープインパクトの母母Burghclereと脈絡するのも高得点。

プレイズエターナルなど兄たちは短距離で活躍しましたが、兄たちは父も短距離向きでした、キズナ産駒の弟はこの距離も十分こなすはず。

ワラウカドの2020年募集馬ツアーが8月29、30日での開催予定と発表されました(´∀`*)

去年初めてツアーに参加したのですが、そのときバスで隣に座った方と先月ナンナちゃんの応援で行った東京競馬場で再会しまして、こうやって出資者同士で親睦を深められるのも魅力的なんですよね……、早く日程の詳細が知りたい(^w^)



阪神11R 阪神大賞典【G2】

◎(3)ムイトオブリガード
○(9)キセキ
△(6)メイショウテンゲン
△(7)ボスジラ
△(10)ユーキャンスマイル

買い目:単勝(3)、三連複2頭軸(3)(9)→(6)(7)(10)


キセキは牝系からDanzig的なパワーを受けているものの、ストライドは父ルーラーシップ譲りで、小回り内回りコースでは、大阪杯や宝塚記念で2着はあるものの未勝利、距離延長はともかく内回りコースのここは、全面的な信頼は置けないところか。

ムイトオブリガードは栗東所属ながら関西圏でのレースに良績がなかったりしますが、ハッピートレイルズ牝系特有の小脚使いで、阪神内回りの適性は高いはず(去年の大阪杯ではアルアインと0秒6差)。

一昨年のこのレースでは5番人気8着という結果でしたが、アルゼンチン共和国杯を制しG1で揉まれた経験を得て臨む今回は、同じ人気でも大きく上回る結果を期待したい。



中山11R スプリングS【G2】

◎(9)サクセッション
▲(3)ヴェルトライゼンデ
△(4)ココロノトウダイ
△(5)ファルコニア

買い目:馬連(3)‐(9)多め、三連単1着固定(9)→(3)(4)(5)


ヴェルトライゼンデはドリームジャーニー産駒、という考え方よりも、ワールドプレミアの弟という視点から考えたほうがしっくり来る重厚ストライド、芝1800は2戦2勝でも距離はもっとあっていいくらいで、ここは前走からの距離短縮に一抹の不安。


逆にサクセッションは距離延長で臨む一戦、というか、ここまで1600ばかり使われてきたので1800自体が初めてなのですが、父が日本ダービー馬キングカメハメハで母父がマイラーのディクタット、自身はNureyev≒Sadler's Wells4×4。

中山芝2戦2勝という戦績通りにパワーと機動力が持ち味の中距離馬、POG馬の贔屓目は多少なりとも入ってますが、ベストの舞台で初重賞制覇を決め、ぜひとも皐月賞に駒を進めてもらいたい存在。

金土日の3日間開催って珍しいですよね、いつ以来だったかな……?



中山11R フラワーC【G3】

◎(12)シーズンズギフト
☆(3)チェスナットドレス
☆(5)ナリノクリスティー
☆(10)ポレンティア

買い目:単勝(12)、ワイド(12)→(3)(5)(10) 単勝とワイド(10)‐(12)多め


シーズンズギフトの出資者から「止めてくれ」という声が聞こえたような気がしますが、気にしないことにしました(^_^;)

3代母の父Red SunsetがSpring Run(Red Godの母)≒Tom Foolの2×3、そこにザイーテン、ゼンノロブロイと配されてHalo≒Red God3×4とTom Foolの6×6を持ち、小回り向きの長めマイラーとして活躍したのが母シーズンズベスト。

そこにシンボリクリスエスとマルゼンスキー(共にTom Fool持ち)を持つエピファネイアが配されたのがシーズンズギフトで、配合通りにTom Fool的な俊敏性が持ち味。

同時にHabitatもクロスしているので、どちらかといえば平坦ベターかなという気はするのですが、人気を争っている2頭は広いコース向きのストライド走法、小回りの中山コースを器用に走れるアドバンテージは大きいと見ました。

昨日は馬券を買った2重賞とも的中できまして、非常に気楽な日曜日を迎えております(・∀・)

ちょっと昨日の記事の補足をば、なぜ「フェアリードールとキンカメの組み合わせは小回り適性の高い馬が出る」のか、という話なのですが、簡単に言ってしまえば「Fair Trialをたくさん重ねているから」ということなんですね。

両者を組み合わせるとNureyevのクロスになりますが、Nureyevの母父ForliはRiot≒Fair Trialの3×3。
Forli


一方で、フェアリードールの母父父エタンの母Mixed Marriageは、母母AromaがFairway×Son-in-Law、Fair Trialと同じ組み合わせ(もっと言うなら、父Tudor Minstrelの母母がFair Trialの母と同じLady Juror、Owen Tudorが持つPharosはFairwayの全兄)。
Mixed Marrige


フェアリーポルカの場合、母父アグネスタキオンの母母アグネスレディーもFair TrialとTudor Misntrelを持つので、余計に小回り適性がオンとなっている配合となっています。
アグネスレディー


なんでFair Trialが小回り適性を高めるのか、という話は、私も「そういう血だから」としか答えられない素人ですので……(^_^;)、まあ、キンカメとフェアリードールが出会った馬は小回りで狙いましょうというお話でした。

ちなみに、ディープインパクトの母ウインドインハーヘアはFair Trialの5×6・6・6、中山であんなに俊敏に捲れるのはFair Trialのおかげ、とも言えますね(なのに東京や京都外であんなにしなやかに斬れるから凄いんです……)。



中山10R 東風S【L】

◎(10)イレイション

買い目:単勝複勝(10) 複勝多め


上で頑張ってFair Trialの話をしたのは、実はこの馬のこともあった……、嘘です偶然なんです、ツイッターのフォロワーさんに「ダーレーの馬を狙いましょう」とけしかけた手前、何か買わなきゃと思ったら、ちょうどいいサンプルがあったので狙ってみようと思っただけなんです(´・ω・`)

イレイションもフェアリーポルカと同様にアグネスタキオンとNureyevとTudor Minstrelとエタン(ついでにDanzigとLyphard)を併せ持つので、Fair Trialを重ねた配合になってますね。

中山芝1600は[2-2-0-0]、前走の中山金杯は距離が長かったみたいですが、ベストの舞台に戻る今回は、渋った馬場も味方しての先行押し切りに期待。



中京11R 金鯱賞【G2】

◎(3)ニシノデイジー
☆(2)ラストドラフト
☆(6)サートゥルナーリア
☆(10)ロードマイウェイ

買い目:単勝(3)、三連複(3)→(2)(6)(10)


父母相似配合のサートゥルナーリアは、馬のタイプとしても父と母を足して割ったような感じで、ベストは直線長いコースの中距離、ここも適性の高い舞台のはず。

ただ、同じ左回りで直線長い東京芝で(G1とはいえ)2戦走って2戦とも人気を裏切るかたちでの着外というのは、左回りが苦手なのか、それ以外に原因があるのか。

ここは少頭数で馬群に揉まれる心配は少ないので、一つ答えを探りたいところではありますね。


ニシノデイジーはハービンジャーにアグネスタキオンにForliにDanzigのクロスだから、パッと見は小回り向きに思えるのですが、東スポ杯2歳Sを勝ち日本ダービーでもサートゥルナーリアとアタマ差5着。

これは、セイウンスカイが持つポッセやMill Reefと、ハービンジャーのBlushing Groomが脈絡して、「Hyperion+Nasrullah」的な斬れがオンになった馬と考えられます。

勝ち切るには馬場や展開の味方が欲しいかな、とは思いますが、人気ほどサートゥルナーリアとは差のない競馬はできる馬でしょう。



阪神11R フィリーズレビュー【G2】

◎(5)エーポス

買い目:単勝複勝(5) 複勝多め


エーポスはジャスタウェイ産駒で母方もSmart StrikeにMill Reefだから、大箱向きのストライドで走る馬なのですが、Hyperionの持続力で勝負するタイプなので斬れ味は並。

だから、前走エルフィンSのように外差し馬場で斬れ味が求められるレースは苦手なクチで、むしろ他の先行馬が下位に沈む中4着に粘り込んだ内容を評価すべきレース。

ここも逃げ先行馬が多く揃いましたが、下手にスローで上がりが速くなるよりは好都合でしょう、デビュー戦のように好位追走から早め抜け出しで、どこまで粘り込めるか。

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