さるうま!!!

馬券と一口馬主とPOGを頑張ってるおっさんのブログです。

2020年12月

きょう無事に仕事を納めてきました、もうすぐ2020年も終わっちゃうんですねぇ……(*´ -`)

元日に書いたブログで、今年の目標を「競馬をもっと楽しむ」という非常にふんわりとしたものにしたのですが、この世の中の状況下でも自分なりに頑張って楽しんだつもりではいます、それもこれも開催を続けてくれた競馬関係者の皆さんの努力があってこそですね、本当に感謝。

あとは最後にバシッと馬券を当てて、終わり良ければ総て良し(年間の回収率は良くない)とすべく、しっかりと考えますか(`・ω・´)



大井10R 東京大賞典【G1】

◎(7)オメガパフューム
△(8)ノンコノユメ
△(14)カジノフォンテン
△(16)ミューチャリー
☆(2)デルマルーブル
☆(3)モジアナフレイバー
☆(5)ダノンファラオ
☆(9)ウェスタールンド

買い目:三連単(7)→(8)(14)(16)→(2)(3)(5)(8)(9)(14)(16)


今年は「前走チャンピオンズC」の馬が1頭もいないメンバー構成で、特にJRAからはクリソベリルもゴールドドリームもチュウワウィザードも出て来なかった、となれば、普通に走れればオメガパフュームの三連覇は堅いでしょう。

前走のJBCクラシックでは、そのクリソベリルに完敗も後にチャンピオンズCを勝つチュウワウィザードは完封、[3-3-0-0]と無類の強さを誇る大井2000で、その2頭がいないとなれば。


そのJBCクラシックで私が本命にしたのはダノンファラオでしたが、それは「馬群に揉まれなければ湿って脚抜きのいい大井2000は向いているはず」という理由から、クリソベリルに早めに絡まれた展開の厳しさはあったものの、オメガパフュームからも1.0秒遅れた内容を見ると、現時点では力の差が大きいと考えざるを得ない。

ウェスタールンドは回転の速いピッチ走法から生まれる機動力の高さが武器なので基本は小回り向き、一昨年のチャンピオンズC2着時はスローのよーいドンとなったため機動力が活きましたが、大井外回りは脚の使いどころが難しいのでは。


となれば、JBCクラシックでダノンファラオに先着したミューチャリー、叩き3走目で調子を上げているであろう去年の2着馬ノンコノユメ、そのノンコノユメやモジアナフレイバー相手に前走快勝したカジノフォンテンが、間に食い込む可能性も十分と見ます。

早くも有馬記念の日、2020年JRAのオーラスを迎えてしまいました、毎年言ってるけど1年経つの早くね?リスグラシューが圧勝したの、この間のような気がするんだけど??(´・ω・`)

今年は出資馬も馬券もPOGも勢いに乗れず……、特に馬券は12月全く当ててないので、今日と明後日(東京大賞典)で何とか取り戻さないと……!(;`・ω・´)



中山11R 有馬記念【G1】

◎(9)クロノジェネシス
△(2)ブラストワンピース
△(5)ワールドプレミア
△(7)ラッキーライラック
△(10)カレンブーケドール

買い目:馬連、三連単1着流し(9)→(2)(5)(7)(10) 馬連多め


クロノジェネシスは、オークスと秋華賞と去年のエリザベス女王杯で本命視したんですが、この中で最もレース上がりが掛かった秋華賞で勝利、レース上がりが36秒以上掛かったレースでは3戦3勝と無類の強さを誇ります。

種牡馬バゴは、例えば函館2歳Sを勝ったクリスマスが6歳のオーシャンSでも馬券になったように、Nashwanの持続力と成長力を強く伝える馬なので、産駒は早くから走る仔が高齢になっても良く走っています。

先週の朝日杯FSでステラヴェローチェの将来性を高く評価したのはそういう理由があるし、牝系にNashwanを持つホエールキャプチャやクロコスミアも6歳まで良く走りました。

Nashwanの血を持ち、上がりの掛かるレースに強いクロノジェネシスが、時計の掛かる中山芝コースの有馬記念に充実一途で出てくるのだから捻らずに本命視、色々と歴史的な出来事が起こった今年は「強い牝馬の年」でもありました、その強い牝馬の代表格に今年を締めくくってもらいましょう。

今週はワラウカドの現エース2頭が出走、土曜日のゼノヴァースは時計の掛かる馬場に苦しみ5着、芝馬としてはパワー型の馬でも、この日のようなダートは合わなかったということでしょう。

今日は阪神でルヴォルグが出走(雹とか降らないといいけどな、と思ってたらワラウカドのHPサーバーの調子が悪いそうで……)、決してマイラーではないのですが阪神外回り1600なら流れ次第で中距離馬でも好走できるので、なるべくスローになってほしいところ。


そして、将来のワラウカドのエース(予定)である出資馬ヴァルガスが、ようやくゲート試験に合格しました∩( ´∀`)∩

今の時計が掛かる中山芝が合いそうなタイプだけに、正直なところ来週にでもデビューしてほしいのですが(出資馬のレースに飢えてるのです……)、来年デビューとのこと。

中山芝は、有馬記念は時計が掛かってたのに翌週の中山金杯は妙に時計速くね?みたいなことが起こりがちなので、そこが心配と言えば心配(^_^;)



阪神11R 朝日杯フューチュリティS【G1】

◎(7)ステラヴェローチェ
▲(4)ショックアクション
▲(5)ドゥラモンド
▲(8)レッドベルオーブ

買い目:馬連(7)→(4)(5)(8) (7)‐(8)のみ少し多め


ステラヴェローチェは、母母がオールザウェイベイビーなのでゴスホークケンやアウェイク(フローラS3着)の甥にあたり、父バゴにミスプロ系のスピードを入れたという点で見れば、クロノジェネシスとも似たかたちの血統構成。

この馬の場合は母父がディープインパクトなので、Height of FashionとBurghclereという名牝Highclereを母に持つ馬同士の4分の3同血クロスとなり、重馬場で圧勝したのも頷けるほど底力あふれる配合に。

マイラーではなく中距離馬だし、いくら仕上がりが早い牝系とはいえ本格化は先の話だと思いますが、このメンバーの中でも素質はピカイチだと見ているので、その将来性の高さに一票を投じたい。


相手も、3着争いとなれば色々と押さえるべきかと思いますが、連ならこの3頭で。

レッドベルオーブは、コントレイルとも似た「ディープインパクト×Unbridled's Song×Storm Cat」のニックス配合、兄弟でデイリー杯を制したり仕上がりも早い牝系なのですが、そのコントレイルの母ロードクロサイトが持つUnbridled≒Jeanoのような仕掛けがない分、さすがに同列には評価できない。

ショックアクションは新潟2歳S以来というローテが微妙なところではありますが、昨今の朝日杯はデインヒル持ちが強いレースですし、父も母父もマイラーということで完成度の高いマイラーとなればこれ、今後増えてくるであろうStorm Cat≒ロイヤルアカデミー2のニアリークロスにも注目。

ドゥラモンドは母父IncludeがTurn to Talent≒Too Baldという「Hyperion+Nasrullah」血脈のニアリークロスを持つ馬なので、いわゆるナスペリオン的なストライドで走る馬、福島と中山で勝ち上がりましたが、阪神外回りならもっと末脚の威力が増しそうです。

阪神JFで人気を集めているソダシとメイケイエールは共に牝祖がシラユキヒメで、どちらも芝でしなやかに斬れるのは、シラユキヒメの母ウェイブウインドが持つ「Nasrullah+Princequillo」血脈クロスの柔さが発現したからと考えられます。

ここで主役を張るだけの能力の持ち主ではありますが、ソダシはクロフネにキンカメなので基本的にはパワー型の配合で、ここに入ると自身よりも斬れる馬はいるでしょう。

メイケイエールは父ミッキーアイルを思い起こさせるような前向き過ぎる気性がカギ、父も体質とか走りは長めマイラーだったんですが、前向き過ぎるがゆえ短距離を使われてた面がありましたし(しかも好走しちゃうくらいスピードもあったし)。

安定感ならソダシ、爆発力ならメイケイエールなんですが、馬券的には少しひねったところから買いたいなぁと……、まあ、ひねくれてるのは私の頭なのですがね(^_^;)



阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ【G1】

◎(12)オパールムーン
☆(6)ソダシ
☆(10)シゲルピンクルビー
☆(18)メイケイエール

買い目:単勝(12)、ワイド(12)→(6)(10)(18) ワイド(10)‐(12)のみ少なめ


ファンタジーSでも本命視したオパールムーンですが、走るヴィクトワールピサ牝馬らしいというべきか、リンク先の予想でも書いたBlushing Groom的というか、非常にストライドがよく伸びる走りで追い込んで2着。

代表的なヴィクトワールピサ牝馬の1頭に桜花賞馬ジュエラーがいますが、どちらも父が持つBustedに牝系の血を脈絡させていて(ジュエラーはSupreme Court、オパールムーンはアルプミープリーズ)、脚長でしなやかなストライドで重厚に斬れるところも似た感じがします。

馬群に突っ込めないだろうというところも恐らくは一緒で、なのでジュエラーの桜花賞のように後方から大外一気で追い込んで来れば、もともと多頭数で前掛かりになりやすいレースでもあるので、メイケイエールを逆転、勝ち負けも十分期待できるでしょう。


シラユキヒメ牝系2頭以外ではサトノレイナスが人気に推されていますが、全兄サトノフラッグの時に口を酸っぱくして言ってるように、この血統は中距離を前受けしてこそなので、淀みない流れのマイル戦で差して味があるかと言われると、それは違うだろうと。

ならば半姉シゲルピンクダイヤのようにDarshaanの斬れ味で走る、しかも父母相似配合となっているシゲルピンクルビーが、これまた姉の桜花賞のように道中死んだふりで溜めて走られれば面白い。


にわかに注目のレースとなったエリカ賞、サイン馬券が来るかどうかは置いといて、わりと真面目にこの2頭でいいんじゃないかと思っているということを書いてみたいと思います(・∀・)



阪神9R エリカ賞【1勝クラス】

◎(4)スパイラルノヴァ
○(8)ニホンピロマリブ

買い目:単勝(4)、馬連ワイド(4)‐(8) 単勝とワイド多め


アイビーSはオーソクレースとラーゴムに屈したスパイラルノヴァですが、東京芝の良馬場で斬れ味勝負となると少し分が悪かったか。

母がデインヒル≒Green Desertを持つキズナ産駒ですから、基本はスピードとパワーを活かして前に行って粘り込む競馬が向く馬(まあ、ワラウカドって基本そんな馬ばかりですから……)で、急坂のある阪神内回りなら持ち味が思う存分発揮できるはず。

新馬戦でランドオブリバティと僅差で走り、前走2着のラーゴムは京都2歳Sでも2着、1戦1勝の馬が人気を集めそうですが、この仔も戦ってきた馬のレベルは高いですよ(`・ω・´)


その人気の2頭、ディープモンスターは「Nasrullah+Princequillo」クロスを持つBellamy Roadを母父に持つディープインパクト産駒、前走も4コーナーの曲がり方とか決して上手ではなかったので、これは外回り向きでしょう。

牝馬のヴェルトハイムは、母がドイツのスタミナ血統なので距離は問題ないし小脚も使えるほうですが、その母にAuthi(父Aureole)のクロスがあるので、馬群に揉まれたときはどうなるか、新馬戦のように後方から大外捲りが通用する相手なのか。


ニホンピロマリブも新馬戦で外を回って差し切りましたが、この馬は母方にアフリートを持っていて、このアフリートも馬群に揉まれ弱いところがある血、前走は直線で前が壁になりましたが、あれを割るような芸当はできない馬。

なので、この大外枠は少頭数とはいえプラスに働くはずで、少し頭の高い走法からしても阪神内回りは向いているはず。

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