さるうま!!!

馬券と一口馬主とPOGを頑張ってるおっさんのブログです。

タグ:大阪杯

大阪杯は2年連続◎アルアインで少しいい思いをした時期もあったのですが、ここ3年は去年が◎ヒシイグアス(5番人気4着)で一昨年が◎コントレイル(1番人気3着)、3年前が◎ダノンキングリー(1番人気3着)、絶妙に芯を外してるので今年はジャストミートしたいところです……。

もっとも、今年も攻め方は変えようがないのですがね。過去の◎の馬たちの血統構成を見れば一目瞭然、珍しく攻め方が一貫しているなぁと我ながら感心しております(^_^;)





中山10R 両国特別【2勝クラス】

◎(9)ラズベリームース
△(2)ロードカテドラル
△(3)ホウオウプレミア

買い目:馬単(9)→(2)(3)


参加させてもらっているアフターダービーPOGの指名馬でもあるラズベリームースは、母親がローズS2着のワイルドラズベリーで、4分の3同血の兄にミッキーワイルド(プロキオンS2着)、Nureyev≒Fairy Kingなど緩い父母相似配合で、Fairy Kingの影響が強いマイラー。

本来は東京向きのナスペリオン脚質だと思うのですが、ここは少頭数で単騎逃げも叶いそうなメンバー構成。前走も2、3着に外差しの馬が来る展開を逃げ粘り完勝でしたから昇級初戦でも楽しみな一戦。





阪神11R 大阪杯【G1】

◎(2)マリアエレーナ
★(9)ジャックドール
☆(4)ノースブリッジ
☆(7)マテンロウレオ
☆(14)ヒシイグアス
☆(16)ノースザワールド

買い目:単勝(2)、ワイド(2)‐(9)多め、(2)→(4)(7)(14)(16)


大阪杯は「父が中距離サンデー系×母方にスピードの血」という配合馬が強いレースで、アルアインも父はディープインパクト、母ドバイマジェスティは米BCフィリー&メアスプリントの勝ち馬という血統構成。母方のスピードを活かして好位に付け、直線早めに抜け出して粘り込むのが勝ちパターン。

で、クロフネ産駒のマリアエレーナを本命視するのは違うんじゃないかとツッコミが入りそうですが、この馬は母の父がディープインパクト。牝祖ブロードアピールは伝説的な追い込みを見せた根岸Sや、シルクロードSなど芝ダート短距離路線で活躍したスピード馬。

父と母の父を入れ替えれば歴代の勝ち馬と似た血統構成に見えて来ません?という冗談はさておき、マリアエレーナ自身1分57秒4で後続をちぎった小倉記念のように、母方のスピードが活きる舞台を得意としていて、今年も去年並みの馬場でしょうから速い時計決着への適性が高いのは魅力。

前走の金鯱賞は直線で前が壁になって明らかに脚を余した不完全燃焼の競馬、ここも内枠から変に控えるとドン詰まりになりかねませんが、鞍上にはロジャーバローズのように強気に押し切ってほしいところ。


スターズオンアースはヨーロピアンな持続力で走る馬なので、秋華賞で本命視したようにズブズブな展開になっての出番かなぁと(実際はズブズブの展開にならなかったけど)。ヴェルトライゼンデも内回り向きの機動力はあるけどマンデラの仔だからスタミナの活きる舞台での狙い。

ジェラルディーナは、モーリス×ジェンティルドンナという配合ほどスピード感あふれる走りをしないのが引っかかるんですよね。オールカマー→エリザベス女王杯→有馬記念を連続好走する馬が1分58秒前半の大阪杯に向くのかという。


そういう観点から、大穴は“母親がGiant's Causeway産駒でStorm Birdのクロスを持つ”ノースザワールドだと思っていて、3勝クラスを勝ち上がったばかりですがコースは合うし、Vaguely Nobleの血を持つ馬だから中途半端な枠よりは大外で良かったんじゃないかとも。

今日は両場メインとも芝2000mが舞台なんですな(クラスは違うけど)。

中山も阪神内回りも小回りコースなので、「父中距離(スタミナ)✕母or母父短距離(スピード)」という「母方のスピードで先行して父方のスタミナで踏ん張る」脚質の馬に向くんですよね。

とはいえ、今年の大阪杯は人気のジャックドールを含め先行したい馬が多くいるので、例年よりは差しが決まりそうな気がするんですが……?



阪神11R 大阪杯【G1】

◎(10)ヒシイグアス
☆(6)エフフォーリア
☆(14)レイパパレ

買い目:単勝(10)、ワイド(10)→(6)(14) ワイド多め


ジャックドールは、前半5ハロンをゆったり進めて後半5ハロンで脚を長く使って(特にコーナリングで後続に差を付けて)連勝をしてきた馬ですが、「何が何でも」と陣営が話しているアフリカンゴールドをはじめ前へ行きたい馬が揃ったここで、今までのレースができるかどうか。

逃げなくても競馬はできそうではありますが、淀みない持続力勝負となればより上位と見たい馬が他にいるということで。


実力はエフフォーリアですが、この馬に◎を打ったのは日本ダービーと天皇賞(秋)のみ、基本は大箱コース向きの馬なので阪神内回りでは本命は打てませんね、我ながら難儀な性格してますわ(^_^;)

前走はジャックドールに完敗だったレイパパレですが、あの競馬では勝てないと分かったのは収穫で、今回も逃げはしないだろうと思いますが、先行馬で残れるのはこの馬だけだと考えています。


前走の香港カップで2着と頑張ったヒシイグアスは、ハーツクライにStorm Catだから大箱向きに思えますが、Halo≒Red Godの3×6・5と、母父BernsteinのEight Thirty≒Good ExampleにBusandaが効いているようで、わりと小脚の使えるタイプ。

母がアルゼンチンの短距離重賞勝ち馬(Bernsteinも短距離馬だった)で、本来は中山記念のような前受けでしぶとい競馬ができる馬になっていくべきだと思いますが、こういう配合馬がG1を勝つなら小回り芝2000のここだろうと。

秋天では上位3頭に完敗も外枠から外々回って5着入線(東京芝2000は基本的に外枠不利)、本格化を迎えG1でも格負けしていないハーツクライ産駒が、このメンバーで単勝25倍(12時時点)というのは少し軽視され過ぎな感、妙味も考えるとここから入りたい。

今日はワラウカドの馬が3頭も出走するので、各馬について簡単な見解を。


阪神4Rのブレスオブライフはナスキロ的というかWild Risk的というか、ストライド大きな走りなので阪神外回り替わりは歓迎、あとは距離延長が吉と出るか凶と出るか。

阪神5Rスパイラルノヴァの前走は勝ったに等しい内容でしたが、中山芝コース向きのデインヒル的資質が物を言った感じ、ここは雨が降って馬場が渋ればチャンス到来と見ますが意外と?雨が落ちて来ないようで……。

中山11Rには久しぶりのルヴォルグが出走、昨日のダービー卿CTを見る限り中山芝もだいぶ軽くなってきたようで、雨がひどく降らなければ人気よりは走ってもいいんじゃないかな?



阪神11R 大阪杯【G1】

◎(7)コントレイル
○(2)サリオス

買い目:馬単(2)⇔(7) (7)→(2)多め


昨年のクラシック戦線で、皐月賞:◎サリオス、日本ダービー、菊花賞:◎コントレイル、とした身としては、馬場が悪化するならサリオス逆転のチャンス到来や!と意気込んでいたのですが、そこまで雨の影響がないのであれば、コントレイル優位でしょう。

父のしなやかさと俊敏さに母のパワーが上手く噛み合った名馬で、ただしベストは東京芝中距離なので阪神内回りは一枚割り引く必要はあるし、皐月賞は外伸びの馬場を外から差して、伸びない内を割ってきたサリオスと半馬身差。

サリオスは次も安田記念なのでしょうか、しかし皐月賞の内容や毎日王冠の強さを見ると少しずつ中距離向きにシフトしているようにも思われ、姉サラキアも引退した5歳時が最も充実していたように、まだ成長が見込める血筋、立ち回り一つで逆転も可能か。


グランアレグリアは能力の高さでスプリントG1を勝ち負けしていましたが、芝8ハロンのG1を2勝した母の影響が強くベストは1400~1600、この舞台で芝中距離のトップレベル2頭相手に食い込むのは至難の業では。

レイパパレはディープインパクト×クロフネ×ナスペリオン血脈×マルゼンスキーなので、カワキタエンカに似た輪郭の配合、カワキタエンカを小柄で鋭敏にした感じの馬で底を見せていない魅力もありますが、さすがに雑巾かけが足りないかな?

最近、SNS上のあれやこれやを見ていて感じるのは、どうも行間を読めない人たちが多くなっているというか、人が発した言葉や書かれた文章に込められた本意を感じ取れない人が増えてるというか……。

これはまあ、多少なりとも伝える側の拙さもあるんだろうと、細々とはいえブログを書いてる自分への戒めも込めて。



中山11R 春風S【3勝クラス】

◎(5)ルーチェソラーレ
☆(2)ロードラズライト
☆(12)イッツクール

買い目:単勝(5)、ワイド(5)→(2)(12)


人気2頭は普通に勝ち負けだと思うんですが、妙味はルーチェソラーレでしょう、アイルハヴアナザーにクラウンドプリンスを合わせて、Courtesy≒Gay Hostess、Flower Bowl≒Your Hostess(←Gay Hostessの母)。

両親のパワーの要素をオンにした配合と言っていいでしょう、中山ダート1200は[3-1-0-3]で掲示板を外したのは1回だけ、昇級戦でも侮れない。



阪神11R 大阪杯【G1】

◎(8)ダノンキングリー
▲(5)ラッキーライラック
△(1)ロードマイウェイ
☆(3)ブラストワンピース
☆(4)ワグネリアン
☆(12)クロノジェネシス

買い目:三連単(8)→(5)→(1)(3)(4)(12)多め、(8)→(1)→(3)(4)(5)(12)


G1に昇格後の勝ち馬は、順にキタサンブラック、スワーヴリチャード、アルアイン、いずれも父親はサンデーサイレンス系の中距離型種牡馬(ブラックタイド、ハーツクライ、ディープインパクト)。

しかし、母方を見ると、キタサンブラックは母父サクラバクシンオー、スワーヴリチャードの母母キャリアコレクションはダート短距離の重賞2勝馬でブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズ2着、アルアインの母ドバイマジェスティはブリーダーズCフィリー&メアスプリント勝ち馬。

いずれも母方にスピード型の血を持っていて、母方のスピードで先行して父親の持続力で踏ん張る脚質になっているのが特徴的で、阪神内回りでコース替わりからそこまで間がなく、内伸び前残りになりやすい馬場状態とマッチした馬が勝っているのです。


となれば、母母CaressingがブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズの勝ち馬で、母父がStorm Catで、半兄にダノンレジェンドなどを持つダノンキングリー(父ディープインパクト)にとって、初G1制覇のお膳立てが整ったという結論に。

本来は東京芝1800~2000がベストの馬なのですが、スワーヴリチャードもそんな馬でしたし、前走の中山記念のように4コーナー出口で好位にいられれば、このメンバーでもそのまま押し切れるはず。


内伸び前残り馬場となると、穴はスタート五分なら先行策をとりそうな最内枠ロードマイウェイ、牝祖はハッピートレイルズで自身はトニービンのクロス、とにかくHyperionが豊富な血統で、このHyperionの持続力を活かして前々で踏ん張れれば、この相手でも。

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